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シェアオフィス・ワークサロン「Noko-Tan」

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【愛知県一宮市木曽川町玉ノ井】 (21.5.7up)

のこぎり屋根工場を新たな「ともに働く場」に

かつて毛織物の一大産地だった一宮市木曽川町には、いまも大小さまざまな、のこぎり形の屋根の工場が残っています。
のこぎり屋根工場は産業革命期のイギリスで誕生。のこぎり刃の短辺部分(主に北側)に大きな採光面を取ることで建物の奥まで明るく、糸や生地の色や状態の確認に適していたことから、日本でも各地の繊維工場で採用されたという歴史があります。

一宮市出身の林さんと木曽川町で建築の仕事をしている宮坂英司さんは、木曽川町のシンボルともいえるこの建物が現在ほとんど使われなくなっていることを、かねてから残念に思っていたといいます。
不動産業を営む林さんは、宮坂さんの設計事務所が入ることを前提に、玉ノ井地区にある比較的小規模ののこぎり屋根工場を取得。工場部分を改修し、崩れかけていた住居部分に建物を新築することで、数組がともに働く場に再生することに。
以前から仕事をお願いしていた庭師の古川乾提さんと企画や広報を担当する不動産プランナーの岸本千佳さんもチームに加わり、のこぎり屋根ワークサロンプロジェクト「Noko-Tan」は動き出しました。

4月半ば見学にいったときは、まだ工事半ばでしたが、土壁を内装として生かすため建物全体を外断熱にする、住居部分で使われていた木製建具を間仕切りとして使う、など建築家ならではの視点がさまざまに取り入れられています。
各ブースに給排水設備をつけたのは、陶芸や木工などのワークスペースとして使うことも想定して。南側には、のこぎり屋根の角度を随所に取り入れたアートな庭「かくど」が、つくられる予定です。

窓の外に目をやると楡の大木。すぐ近くには雄大な木曽川が流れています。 静かな環境、ゆったりとした時間の中で仕事をしたい方、ぜひ見学にいらしてください。

FAECBOOKにて、工事の様子をご覧いただけます。

DATA
住所 愛知県一宮市木曽川町玉ノ井大縄場十ノ切
交通 名鉄尾西線玉ノ井駅まで徒歩11分
建築
概要
竣工年不明、木造平屋、2021年一部改修、一部新築
費用 No1 :16.69㎡ 43,000円+税
No2 :14.83㎡ 39,000円+税
No3 :14.83㎡ 39,000円+税
No4 :14.67㎡ 38,000円+税
No5 :39.93㎡ 105,000円+税
※No5入居者確定済
No6 :11.23㎡  32,000円+税

駐車場/共有の店子用、来客用駐車スペースあり(料金は地主さんと交渉中)
備考 環境/木曽川緑地公園まで徒歩数分
*No1〜3はまとめて借りることも可能
*敷金(保証金)3カ月、礼金なし
*共益費(水道・電気・ガス)は半年ごとに実費精算
*見学は土日祝日に対応しています
シェアオフィス・ワークサロン「Noko-Tan」 図面

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