自分が育った家を見てほしいと、連絡を受け、幡豆まで足をのばしました。

東幡豆駅から徒歩1分の平屋の一戸建て。水廻りや外の建具など、最低限の改修はなされていますが、室内はほとんど、建てられた昭和20年代当時のまま。がっしりとした梁や飾り気のないシンプルな造りは、元網元の家にふさわしく、「質実剛健」といった味わいです。
間取り図などは残っていないのですが、玄関を入った奥（北側）が台所、玄関の西側に８畳の和室が６室、玄関の東側には増築したトイレとお風呂。家の一番西側には、広めの納戸も。日本庭園の隣には畑もついていて、自分で食べる分くらいの野菜をつくることもできます。
十分広さがあるので、店舗兼住宅や、高齢者向施設としても使用可。
ちなみに、小屋裏に収納してあった漁具や生活道具などは、地元の資料館に収蔵されているとのことでした。

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